文字列を中央寄せ・右寄せする
文字列は textAlign
プロパティで中央・右に寄せることができます。
凡例
javascript
var label = new g.Label({
..., // その他のプロパティ
textAlign: "center", // 中央寄せする
width: 100, // 中央寄せに使う描画の幅
widthAutoAdjust: false // 幅を自動で更新しない
});
scene.append(label);
javascript
label.textAlign = "center";
label.width = 100;
label.widthAutoAdjust = false;
label.invalidate(); // invalidate() で表示に反映
利用例
次のコンテンツは、文字列を中央揃えで表示します。
詳細
Label
の文字は、何も指定が無い場合はエンティティ矩形 (幅が width
プロパティ、高さが height
プロパティの矩形)の中で左寄せに配置されます。そのため、このときエンティティの X,Y 座標に一番近いのは最初の文字の左上です。 この配置は textAlign
で変更することができます。 textAlign
に "center"
を指定した場合、文字列全体の中央がエンティティの矩形の中央に一致します。同様に、 "right"
を指定した場合、文字列の右端をエンティティ矩形の中で右寄せに配置します。
textAlign
を使う場合、 width
と widthAutoAdjust
プロパティを指定する必要があることに注意してください。文字を中央や右に寄せる場合、その位置を決めるためには幅が決まっている必要があります。この幅に基づいて、中央や右端の座標が決まります。また、 widthAutoAdjust
プロパティに false
を指定する必要があります。このプロパティが true
の場合、 width
は自動的に最小の値に更新されます。そのため、 textAlign
を指定しても期待する描画が得られなくなります。