スナップショットを保存するには、 g.game.requestSaveSnapshot() を利用します。
スナップショットの保存:
g.game.requestSaveSnapshot(function() {
var snapshot = {
// ゲームの実行状態を表すオブジェクト
};
return { snapshot: snapshot };
});
スナップショットからの復元:
// main スクリプトでエクスポートされている関数
// (game.json の "main" に指定されている、実行開始時に最初に実行されるスクリプトの関数)
function main(param) {
if (param.snapshot) {
// 引数 param に snapshot があるなら、スナップショットからの復元処理を行う。
// param.snapshot は g.game.saveSnapshot() で過去に保存された値。
} else {
// 通常の起動処理を行う。
}
}
スナップショットを保存し、そこからの復元処理を実装することで、スキップ処理にかかる時間を短縮することができます。 スキップとは、マルチプレイの画面を途中から開いた場合などに生じる「最新フレームに追いつくための早送り」処理です。
スナップショットは、ゲームの (非ローカルな) 実行状態をすべて保存・復元しなければなりません。 詳細は Akashic Engine 入門の スキップ時間を短縮する を参照してください。