アセットを読み込む
アセットを読み込むには、シーンの生成時に assetPaths
プロパティにファイルパスで読み込むアセットを指定することができます。
凡例
javascript
var scene = new g.Scene({
game: g.game,
assetPaths: ["/image/character01.png", "/assets/**/*"]
});
詳細
シーンの生成時に、assetPaths
プロパティで利用するアセットのファイルパスを指定することによりアセットが読み込まれます。 ファイルパスは、 game.json
のあるディレクトリをルート (/
) とする スラッシュ区切りの絶対パスです。
assetPaths
には glob のサブセット文法(**
, *
, ?
) を利用することができます。
**
: 0 個以上の任意の名前のディレクトリ名*
: 任意のディレクトリ名またはファイル名?
: 任意の 1 文字
たとえば assets/
ディレクトリに次のようにアセットが置かれている時、
- /assets/scenarios/scenario1.txt
- /assets/scenarios/scenario2.txt
- /assets/scenarios/scenario3.txt
- /assets/image/payer.png
- /assets/map.json
"/assets/**/*"
を指定するとこの全てが読み込まれます。 "/assets/scenarios/scenario?.txt
を指定すると scenario1.txt
, scenario2.txt
, scenario3.txt
が読み込まれます。
ID による指定
また、assetIds
プロパティにアセットの ID を指定し読み込むこともできます。Akashic Engine v2 以前ではアセットを読み込む唯一の方法でした。
javascript
var scene = new g.Scene({ game: g.game, assetIds: ["player"] });
assetIds
の利用では、ファイル名が重複するとトラブルの原因になりますので注意してください。 たとえば image/player.png
と text/player.json
があると、 akashic scan
コマンドが同じアセット ID で登録しようとしてエラーになります。