画像の一部分を表示する
画像の一部を表示するには Sprite
エンティティの srcWidth
, srcHeight
や srcX
, srcY
を利用します。
凡例
javascript
var sprite = new g.Sprite({
scene: scene,
src: scene.asset.getImage("/image/player.png"), // /image/player.png が画像アセットのパスとします
width: 30,
height: 25,
srcX: 15, // 描画元範囲の左端を指定します
srcY: 10, // 描画元範囲分の上端を指定します
srcWidth: 30, // 描画元範囲の幅の値。エンティティの幅に拡大して描画されます
srcHeight: 25 // 描画元範囲の高さの値。エンティティの高さに拡大して描画されます
});
javascript
sprite.srcX = 25;
sprite.srcY = 5;
sprite.invalidate(); // invalidate() で表示に反映します
画像を拡大して表示するには scaleX
, scaleY
を利用してください。
画像を回転して表示するにはangle
を利用してください。
利用例
次のコンテンツは、左側に画像の一部分を表示し、右側に全体の画像を表示しています。
詳細
画像の一部を表示するには、Sprite
エンティティの srcX
, srcY
, srcWidth
, srcHeight
プロパティを利用します。
srcX
, srcY
は描画元範囲の左端・上端、 srcWidth
, srcHeight
は描画元範囲の幅・高さです。 指定した場合、エンティティの幅・高さに合わせて描画元範囲が拡大・縮小して描画されます。
これらの値を変更した場合は、invalidate()
を呼び出す必要があります。
srcWidth
, srcHeight
は、通常 width
, height
と併せて指定する必要があることに注意してください。 これは Sprite
の生成時に width
, height
を省略すると、画像 (src
) の幅・高さになるためです。 特に拡大したい場合を除き、 width
, height
には srcWidth
,srcHeight
と同じ値を指定してください。