拡大する
エンティティは scaleX
, scaleY
プロパティで拡大させることができます。
凡例
javascript
var sprite = new g.Sprite({
..., // その他のプロパティ
scaleX: 2, // 横方向に 2 倍拡大する
scaleY: 1.5 // 縦方向に 1.5 倍拡大する
});
javascript
sprite.scaleX = 3; // 縦方向に 3 倍拡大する
sprite.scaleY = 2; // 縦方向に 2 倍拡大する
sprite.modified(); // modified() で表示に反映
拡大は、 angle
による回転 と同じく、デフォルトではエンティティの左上端を基準に行われます。 この基準位置を変えるには、 anchorX
, anchorY
を利用してください 。
利用例
次のコンテンツは、画像 (を表示する g.Sprite) を横 2 倍、縦 1.5 倍に拡大した状態で表示します。
詳細
エンティティを拡大させるには scaleX
, scaleY
プロパティを利用します。
下記のコードでは、生成した Sprite
は横 3 倍、縦 2 倍に拡大した状態で描画されます。
javascript
var sprite = new g.Sprite({
scene: scene, // シーン scene があるものとします
src: scene.asset.getImage("/image/player.png"), // "/image/player.png" が画像のパスだとします
x: 0,
y: 0,
scaleX: 3,
scaleY: 2
});
scene.append(sprite);
生成後のエンティティの縦・横方向の倍率は、 scaleX
, scaleY
プロパティで参照できます。
sprite.scaleX; // ==> 3
sprite.scaleY; // ==> 2
scaleX
, scaleY
プロパティに代入することで、縦・横方向の倍率を変更できます。表示への反映には modified()
メソッドを呼び出す必要があります。
javascript
sprite.scaleX += 0.5; // 現状からさらに横方向を 0.5 倍拡大させる
sprite.modified(); // modified() で表示に反映