ソースコード改造の準備
環境の用意
インストール のページを参照して、 Node.js と Akashic Engine の開発用ツール akashic-cli をインストールしてください。
akashic-cli は akashic
コマンドを提供します。 端末エミュレータ (以下、ターミナル) で akashic --version
を実行したとき、バージョン情報が表示されれば、正しくインストールされています。
$ akashic --version
3.0.0
この例ではバージョン情報として 3.0.0
が表示されています。 これより小さくても 2.17.16
以降であれば問題ありませんが、動作や画面が若干異なる箇所があります。
ゲームの用意
以下のリンクからソースコードをダウンロードできます。
ページを開いて、表示される Download
ボタンを押してください。
ソースコード (あるいは ソース) は、プログラムが書かれたテキストファイルです。 ここではゲームなので、狭義のソースコードだけでなく、画像ファイルなどゲームに必要なファイルを一式含んだ .zip ファイルになっています。
動かしてみる
ゲームの改造では、コードの変更と動作確認をくり返すことになります。 ダウンロードした .zip ファイルを展開して、改造前の状態でゲームの動作を確認しましょう。
Windowsの場合
.zip ファイルをダウンロードしたフォルダを開きます。

.zip ファイルを右クリックして、メニューから「すべて展開...」を選択します。

ここでは C:¥ニコ生ゲーム制作¥mod-code¥GalaxyWars
フォルダに展開しました。 展開して生成された GalaxyWars フォルダが表示されます。

このフォルダの余白の部分 (image や script, text の下の部分) を右クリックします。 以下のようなフォルダのコンテキストメニューを表示されるので、「ターミナルで開く」を選択します。

特に設定していなければ、ターミナルとして次のようなウィンドウ (コマンドプロンプト) が表示されます。

コマンドプロンプトで以下のように入力します。
akashic sandbox
ENTER キーを押して実行すると、次のような表示になります。

その後、ゲームを実行する Web ブラウザが自動的に開きます。(または手動で http://localhost:3000/
を開いてください)

INFO
以前のバージョンの akashic-cli (v3.0.0 未満) では、 akashic sandbox
コマンドの動作が異なります。 以下のように画面デザインが少し異なる他、 Web ブラウザが自動的に開かれません。 手動で http://localhost:3000/
を開く必要があります。 (または npm install -g @akashic/akashic-cli
で最新の akashic-cli をインストールしなおしてください。)

akashic sandbox
を終了するには、コマンドプロンプトに Ctrl-C
(Ctrl
キーを押しながら C
キー) を入力します。
Macの場合
ダウンロードしたzipファイルを任意の場所に解凍します(今回はDownloadsフォルダ直下で解凍したと仮定します)。 ターミナルを起動して、以下のようにターミナルでコマンドを実行します。
cd ~/Downloads/GalaxyWars # ダウンロードしたzipを解凍した場所まで移動
akashic sandbox
Windows 同様、ゲームを実行する Web ブラウザが自動的に開きます。(または手動で http://localhost:3000/
を開いてください)
akashic sandbox
を終了するには、ターミナルに Control+C
(Control
キーを押しながら C
キー) を入力します。