akashic export html
sh
akashic export html --output <dirName> [--bundle] [--minify] [--magnify] [--no-strip]
単独でゲームを実行可能な HTML ファイル (と関連ファイル) を含むディレクトリを出力します。出力されたディレクトリの index.html を Web ブラウザで開くことで、 akashic sandbox などの動作確認ツールなしにゲームを実行できます。
利用可能なオプションは次のとおりです:
オプション | 効果 | デフォルト値 |
---|---|---|
--source <dirName> | エクスポートするソースのフォルダを <dirName> にする | N/A |
--force | 生成されるディレクトリが既に存在する場合でも、エラーにせず上書記する | 指定なし |
--output <dirName> | 出力するフォルダを <dirName> にする | N/A |
--bundle | スクリプトアセットやテキストアセットなど、可能なものを index.html にまとめる | 指定なし |
--minify | スクリプトアセットを minify する | 指定なし |
--magnify | ゲーム画面をブラウザのウィンドウサイズに合わせて拡縮するようにする | 指定なし |
--inject <fileName> | 出力 HTML の head 要素に <fileName> の内容を含める | 指定なし |
--no-strip | ゲーム実行に不要なファイルを出力から除外しない (通常は使用しないでください) | 指定なし |
--hash-filename | アセットファイル名を難読化する | 指定なし |
--auto-send-event-name <eventName> | ゲーム開始時に自動的に送信されるイベント名を指定する | 指定なし |
--no-omit-unbundled-js | 不要なスクリプトファイルを除外しない | 指定なし |
--inject
オプション(akashic-cli@1.3.1
で導入)は複数指定可能です。指定した順でファイルの内容が出力されます。ディレクトリ名も指定でき、その場合はディレクトリ内の全ファイルが出力されます(順不同)。
--output
オプションに存在するファイル名・ディレクトリ名を指定した場合、エラーになります。またゲームのディレクトリ以下のパスを指定することはできません。たとえば game.json のあるディレクトリで次のように指定するとエラーになります。
sh
$ akashic export html --output ./bundled # エラー
./bundled
ではなく ../bundled
にするなど、ゲームのディレクトリの外を指定してください。この場合、 ../bundled/index.html
を Web ブラウザで開くと、単独でゲームを実行できます。 (ゲーム実行には ../bundled/
以下のファイルがすべて必要である点に注意してください)
sh
$ akashic export html --output ../bundled
--auto-send-event-name <eventName>
オプションを指定する場合、 sandbox.config.js
が必要となります。 sandbox.config.js
については リファレンス » sandbox.config.js の仕様 を参照してください。